シルボン・ルエダ2020

テイスティングノート：

麦わら色の縁取りがある、しっとりと輝く緑がかった色。 フェンネルや白い花（梨）をバックに感じる、フルーツ（モモやアプリコットなど）が特徴的なフレッシュでエレガントな香り。 味わいは、フルーツと、若干の塩味を持つ甘さが口の中を駆け巡り、繊細な心地よい感覚を残します。

醸造設備：

ワイナリー敷地は借りていますが、ステンレスタンクや樽など、醸造に必要であり、ブドウやワイン、伝統に敬意を払った設備は、自社のものを使用しています。

技術インフォメーション:

ワイン名とビンテージ: シルボン・ルエダ2020.

原産地呼称: D.O.ルエダ.

技術ディレクター: ラミロ・カルバホ・デル・リオ.

生産本数: 20,000本.

栽培: ベルデホ使用。ルエダ村（バリャドリッド県）の樹齢28年、垣根仕立ての管理畑。標高761メートル。
春は雨が続き、ウドン粉病やベト病が発生し、悲観的でしたが、その後の気候と良い仕事で、状態は落ち着き、歴史的なビンテージが期待されます。
ワイナリーでも畑でも責任を持ったコロナ対策のもと、収穫を行いました。例年通り、区画ごとに酸とpH、フェノールと糖の熟成度のバランスをとるようにしました。今年は、気候の影響で糖が高くなりました。ブドウは健康で、区画ごとに熟成度と日照条件を考慮して選別した結果、完成度の高い、複雑さのあるビンテージになり、13.5％のアルコール度数のワインになりました。 19年同様、クオリティ、複雑さ、ストラクチャーの素晴らしいワインです。

土壌: 土壌: 砂と泥に砂利が混じったもの。風通しと水はけが良い。

樹齢: 28年.

仕立て: 垣根仕立て.

収穫: 9月21日。最大15キロの箱使用

品種: Verdejo.

梱包:

フォーマット: 6本入り段ボール箱.

発酵前マセレーション:

期間: 2時間.

温度: 6 °C.

アルコール発酵:

期間: 22日.

温度: 11,5 °C.

マロラクティック発酵:

行われない。

ステンレスタンク熟成:

シュールリー３ヶ月半.

分析：

アルコール度数： 13,5% vol.

総酸： 5,70 g/L

残糖： < 2 g/L.

pH: 3,6.

清澄： 自然に低温で.

濾過： ボトル詰め前に0.45ミクロンで濾過.